春の名残 [風景・花など]
今日で30年と4ヶ月の平成が終わり、令和元年になりますね。節目とはいえ
元号が変わろうが不安は何も変らないのに、マスコミの浮かれぶりがわざと
らしく思えます。希望を持ったり人間らしい感情を保つのは難しくても
無理矢理気分を盛上げないといけない、それが令和という時代なのかなあ。
知恵と工夫と助け合いで、少しでも良い時代にしていかなくてはね。。
桜が散った後の、花びらのじゅうたん。
花が終わったチューリップの葉っぱ。
日陰に咲くシャガの群生。
小雨の日のハナミズキの巨木。自分のブログも基本、浮わついています。
2019-04-30 23:11
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上野東照宮・ぼたん苑 [風景・花など]
上野動物園に隣接する上野東照宮。いつもは通り過ぎていましたが、敷地内を
外国人の方が歩いていたため興味をそそられて入口を探す内、目に入って
しまった「ぼたん苑 満開」の表示!・・また寄り道先が増えてしまったよ。
500株以上あるという牡丹が見事に満開になっていました。(4/24現在)
「富貴」を象徴する女王様のような牡丹。美しい花に雨がかからないよう傘を
さしてあげるという繊細で優しい心遣いは、いかにも日本的だなあと思います。
牡丹もさまざまな品種、色があるのですね。和傘のデザインも含めての牡丹鑑賞、
情緒があって良い雰囲気でした。
この時期ならではの鯉のぼりや、五重塔とのコラボも見られます(^0^)。
結構長い鑑賞路をくねくね歩いた先に東照宮がありました。
こちらは日光東照宮に似ているけれど、だいぶコンパクトな感じ。
動物の装飾もいっぱいあって、動物園の続きのようでもあり( ・∀・)。
空いていてゆっくり鑑賞できたので、ちょっと贅沢な気分になりました。
寄り道しすぎて、予定していた国際子ども図書館「詩と伝説の国ーイランの
子どもの本」展は行けませんでしたが、7/21までなのでまたの機会に・・。
上野動物園のシャンシャン [観光・グルメ・雑記]
東京都美術館に行く途中で上野動物園の方を見ると、珍しく園外に行列がない!
小雨がパラつく平日の13時、今ならあまり待たずにパンダのシャンシャンを
拝めるかも・・と急遽寄り道をする事に。(連休中は混むだろうし仕事だし)
園内から見た都美術館の裏側(ここから行けたらいいのに)と動物園の看板。
表門の内側にはさすがに行列がありましたが、15分ほどでパンダ舎に入れました。
ジャイアントパンダは大熊猫と書くのですね♪(ネコ目又は食肉目のクマ科)
丸々として愛らしいシャンシャンの後ろ姿。見返り美人はもうすぐ2歳になるのね。。
竹を食んでいるお母さんシンシンは、背中のたるみ具合が着ぐるみのよう。まさか
モニタリングの近藤春菜パンダじゃないよね? 何をしていても癒やし系(^0^)。
やや影が薄いお昼寝中のお父さんリーリー。と肉球の解説。係の方が20㎝位の
ダンゴ状のパンダのフンを持ち、食べ物による臭いの違いを教えてくれました。
近づいてこわごわ嗅いでみると、そのまんま草と竹の良い香りがしました。
折角来たので東園をぐるっと回ってみました。パンダと配色が似ているお猿さん、
アビシニアコロブス(左下)他、「ツーショット写真で見る愛のカタチ」。
シロフクロウ プレーリードッグ
アジアゾウにホッキョクグマ・・
ねこカフェには絶対いないネコ科の面々。(スマトラトラとインドライオン)
トラの背中の模様がスプレーで落書きした顔みたいで面白いです(^-^*)。
上野動物園に来たのは15年ぶりくらいで、嬉しくていろいろ撮ってしまいました。
極彩色のキジ タンチョウヅル
建物いろいろ。平成19年タイ政府から贈呈されたタイ風東屋「サーラータイ」。
江戸時代初期に藤堂高虎が建て、明治になって再建された茶室「閑々亭」に
動物園の中にあるのが不思議な感じがする、立派な旧寛永寺の五重塔。
上野動物園は明治15年にできた日本最古の動物園なのですね。
この後東照宮とぼたん園にも足を伸ばしてしまったので、次回に続きます。。
※写真整理のため異常な頻度で記事の更新をしており、ご訪問が遅れています。
後日、ゆっくりお伺いさせて頂きますネ(m^^m)。
クリムト展 [アート]
19世紀末ウィーンを代表する画家、グスタフ・クリムトの没後100年を記念し
クリムトが描く多様な女性達、舞台の緞帳の下絵や装飾的な風景画、
「ベートーヴェン・フリーズ」の原寸大複製画による部屋の再現等
(↑これ、30年くらい前にもっと大規模なのを見た気がするけど)
盛りだくさんな展示で、過去最多の油彩画が集められたそうです。
勝手に観察日記 [風景・花など]
しばらく咽頭炎で通所を休んでいた息子を馴染みの床屋に連れて行きました。
待っている間の暇つぶしと散歩を兼ねて、近隣の草花を撮り歩き(@^▽^@)。
桜が終わった後の新緑の綺麗なこと!ハナミズキも咲き出しました。
今年の菜の花は、丈が伸びてヒョロヒョロ、スカスカなのが多いような?
芝桜やツツジが咲き出すと街中が賑やかになりますね。強い日射しの下で
濃いピンク色を見ると頭痛の原因になるので、サングラスが要りますが(^Д^)。
「勝手に増殖系」も色を添えています。ナガミヒナゲシって、なんとなく
宇野亞喜良のイラストのイメージがあります。花言葉は「誘惑」?ピッタリだ。
山吹に野いちご・・昔、図書館で名作映画の上映会があって観に行ったのが
ベルイマン監督の「野いちご」でした。映写機の故障で中断し結末はわからず
じまい。野いちごを見る度に思い出してしまいます。
どうも、最近ブログが「○○を見ると○○を思い出す」というワンパターンに
陥っているのは、脳の回路が硬直しているからかもしれません。ワンパターン
の代名詞、「水戸黄門の印籠」と言っても若い子は知らないんですよね(笑)。
右上の、てんとう虫が止っている花は何でしょう?花冠みたいで綺麗です。
今日も勝手に観察日記&パトロール終了。ますます華やかになっていました。
大聖堂 [本・映画・TV・音楽など]
(夕陽に映える民家の八重桜と菜の花を許可を頂いて撮影。)
30数年前、パリのノータルダム大聖堂の朝のミサを見学したことがありました。
暗い堂内で仰ぎ見た薔薇窓の美しさや、パイプオルガンの荘厳な音色を、朧気
ながら覚えています。
見守ってくれていた大聖堂の焼失・・。尖塔が崩れていく姿に世界中の人々が
ショックを受けたのではないでしょうか。とても悲しく胸が痛む出来事です。
それでも長い時間をかけて何度でも再建を目指し、時代に合わせた新しい
試みも加えていこうとする人間の逞しさに、微かな希望も感じています。
「大聖堂」と聞くと、ケン・フォレットの小説も思い出してしまいます。
こちらは中世イングランドを舞台に大聖堂の復活に関わる人々を描いた
大河ドラマですが、読みながら建築様式の変遷がわかるのが印象的でした。
登場人物の情熱や執念、劇的な展開に引込まれて上・中・下巻を一気読み
した20年程前には新潮文庫版だったものが、現在はソフトバンク文庫と
いう所から再版されているのですね(@@)。
猫家さん [観光・グルメ・雑記]
チューリップ [本・映画・TV・音楽など]
チューリップは綺麗で可愛らしいのに、上から見るとどことなく異星人の顔を
思わせるものがあります。(実際会ったことはないけど)。
並んで咲いている所はゴスペル・グループがノリノリで歌っているようでもあり。
物語では花に姿を変えた少女の冠、剣(葉)、黄金(球根)を表わしているとか。。
(「オランダのチューリップ物語」より。http://hananokotoba.com/tulip/)
上の4枚はうちのせせこましいプランターで頑張っているチューリップですが(笑)、
下の2枚はご夫婦で手入れされているご近所さんのお庭です(@@)。そこだけが
別世界のように明るく輝いており、通りすがりに眺めるのが楽しみなのです。
聖書に書かれた「奇蹟」について、10年もミッションスクールに通った割にはろくに
理解できないまま卒業してしまいましたが、先日も取り上げたポール・ギャリコの
短編小説「ルドミーラ」を読んで、ヒントを得たような気がしました。
単なる偶然が重なっただけのように見える「奇蹟」の核となるものは、「その実現を
強く願う気持ちや意志」であり、「思いを汲み取り共感してくれる他者との出会い」
なのかもしれない・・。楽園のように美しい庭を見ながらその事を思い出しました。
「ルドミーラ」所収の表題作・「スノーグース」も心に残る名作です(^-^*)。
2019-04-13 16:15
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近くにある幸せ? [風景・花など]
「桜の名所まで遠出して、帰ってきたら近くに見事な桜があった」
というメーテルリンクの「青い鳥」みたいな話ですが・・先日、
投票所に行った帰りに見かけた近所の枝垂れ桜がとても豪華でした。
お寺の桜は散り始めていましたが、散る姿も美しいですね。(4/7現在)
あまり日の当たらない所でも生き延びて、たくましく野生化していく庭の花(笑)
にも「がんばってるねえ・・」と労いの言葉をかけたくなる春の日でした。
2019-04-10 11:34
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古代蓮の里 [風景・花など]
新しい元号が「令和」に決定したと聞いて最初に浮んだのはエリック・クラプトン
の「いとしのレイラ」。来日公演で「レイ~ワ~♬」って歌ってほしいな。
4/8追記:同じ事を考えた人が多かったようです。ちぃ様がコメント欄でこの曲が
聴ける面白い動画を紹介して下さいました。ちぃ様、ありがとうございます!!
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
行田市のさきたま古墳群の近くに、もう一箇所行きたい所がありました。
「古代蓮の里」という所です。(下の画像は園内にあったポスターと看板)
今の季節、蓮は泥の中ですが、桜も観賞できるよう整備されているのでした。
そういえば昔、蓮の花が開く時に「ポン!」と音がするという噂があって、
聞いてみたいと思っていた(残念ながら俗説のようです)ことや、遠距離通学の
途中で美しい蓮の花や朝露が見られる所を「極楽ロード」と名付けて、眺めるの
を楽しみにしていた事などを思い出しました。
「古代蓮の里」はとても広々としています。この日は風も冷たくて人もまばら。
どこか遠くの高原にでも来たような清々しさがありました。
蓮の開花期にはこちらも早朝から混み合うようですが、やはり見てみたいです。
温かいものが食べたくて注文した蓮根入り「きんぴらたぬきうどん」と、
おみやげに買った行田名物、「ゼリーフライ」!!↓
中にゼリーが入っている訳ではありません。ほれ、この通り・・
ってピンボケでよくわからないですね(m--m)。
ゼニが訛ってゼリーになったという銭(小判)型の、ソースに浸したおからの
コロッケです。味がしっかりついているのでパンにはさんでもおいしそうです。
蓮の実が入ったバターたっぷりのマドレーヌも買ってハイカロリー祭り~!