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続・DIC美術館&贅沢バーガー [アート]

(※前回からの続きです)

DIC川村記念美術館のエントランスは塔型サイロのような形になっていて、その

部分の天井やステンドグラスが美しかったのですが、撮影禁止でした(><)。

左下の巨大な椅子は清水久兵衛の「朱甲面」、右下の金属もフランク・ステラの

「リュネヴィル」というれっきとした屋外彫刻作品です。

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コレクション展は定期的に入れ替わるそうで、モネ、ルノワール、シャガール、

ピカソ、キスリング、マグリット、カンディンスキー、マン・レイなど錚錚たる

画家の作品が多数展示されていました。マーク・ロスコの部屋、前述のフランク

ステラの巨大絵画の数々にも圧倒されます。

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特別展はジョゼフ・コーネルのコラージュやモンタージュ作品でした。

古書店や雑貨店で求めたお気に入りの品々を手製の箱に収めたシリーズや、

ポスターになった「踊るタマラ・トゥマノヴァのコラージュ」にも惹かれ

ました。こんな風に好きなものを寄せ集めて作品にするのは楽しそうです。

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展示室奥のお茶席で頂けるのは、コーネルの箱作品をモチーフにした錦玉羹

「星の箱」(右上、行きそびれました[ふらふら]。)上記のポスターやフライヤー、

コレクションはこちらで見られます。http://kawamura-museum.dic.co.jp/

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左上の紙製ケースに入ったポストカードセットと、コーネルが影響を受けたと

いうマックス・エルンストのコラージュ小説「百頭女」の文庫本をおみやげに

購入しました。なかなかシュールでディープな世界です。

百頭女 (河出文庫)

百頭女 (河出文庫)

  • 作者: マックス エルンスト
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1996/03/04
  • メディア: 文庫
美術館のキッチンカーでランチを買って芝生広場で食べようとレジャーシートも
持参したのですが、美術館行きのシャトルバスを待つ間、バス停前で肉の焼ける
匂いを漂わせている「バーガー・ヤチクロ」さんに息子が釘付けになってしまい・・
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期間限定の「チャオクロバーガー」を注文することに。八千代の黒牛パテに自家製
アンチョビ入りピザソース&バジルソース、モッツァレラチーズ入りという一品で
付け合わせのポテトはトリュフ味です。側面から見たボリュームが半端ない!!
店員さん二人が注文を受けてから焼いているので、待っていたシャトルバスを更に
見送るという贅沢な時間の使い方をしてしまいました(^Д^)。美味しくて満腹に
なったので、まあいいか~。 https://twitter.com/yachikuro896
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