国立西洋美術館・常設展 [アート]
多分10年に一度くらいしか見ていない西美の「常設展」。メトロポリタン美術館
展を先日見たら、久しぶりにこちらもゆっくりと鑑賞してみたくなりました。
フランク・ブラングィン「松方幸次郎の肖像」 / 「木陰」
国立西洋美術館の所蔵品の基礎となった松方コレクションは、川崎造船所(現・
川崎重工業)社長の松方幸次郎氏が商用で渡欧した際に収集を始められたもの。
収集に協力した友人・フランク・ブラングィン氏の作品も展示されています。
フランク・ブラングィン「共楽美術館俯瞰図」(←これは企画展にあります)
松方氏が構想しブラングィン氏に設計を依頼したこの美術館の計画は造船所
の破綻により頓挫してしまいますが、この案で実現してほしかったなあ。。
「自然と人のダイアローグ」展 [アート]
国立西洋美術館リニューアルオープン記念の展覧会に行きました。
ドイツのフォルクヴァング美術館との共同企画で、「自然と人のダイ
アローグ(対話)から生まれた近代の芸術をたどる展覧会」とのこと。
クロード・モネ「雪のアルジャントウイユ」 / カミーユ・ピサロ「ルーヴシエンヌの雪景色」
を始め、2つの美術館の所蔵品を見比べながら、自然との対話というコンセプト
に相応しい多くの作品を鑑賞することができます。例えば・・
上記はどちらもクールベの「波」という作品ですが、左は国立西洋美術館
(松方コレクション)のもので、右はフォルクヴァング美術館の所蔵品です。
(※フォルクヴァング美術館の所蔵品には緑色に網掛けしてあります。)
異色の組み合わせが作品の新たな魅力を引き出しているものもありました。
クロード・モネ「舟遊び」/ゲルハルト・リヒター「雲」(油彩)。舟から
空を見上げるとこんな感じだったのかも?と思わせる、面白い展示でした。
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上野の森の建築巡り~その2 [アート]
第7波が来る前に、警戒しながら上野を再訪した時の記録です。。
上野駅公園口に繋がるコンコースの壁面と駅の外観の一部。いつの間
にかスッキリと綺麗になったのですね。(かなり前から?)
今回は駅に近い東京文化会館と国立西洋美術館に立ち寄りました。
(東京文化会館HPより、下の外観とホール画像をお借りしています。)
猛暑につき、ドラマの録画など。 [本・映画・TV・音楽など]
6月中に梅雨が明け、異例の猛暑に。干からびた庭で一生懸命花を咲かせた
カラーや白百合も、台風でなぎ倒される前に収穫した方が良いかもしれません。
あまりにも暑いので、休日も外出は極力控えて録画などを見ていました。
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