ミニチュアの世界展 [アート]
明治屋さんの隣、京橋エドグランを覗いたら「北原コレクション~
高橋勝美&たかばやしりつこ ミニチュアの世界展」のポスターが。
「なんでも鑑定団」でお馴染みの北原照久さんのコレクションのようです。
本屋、床屋、映画館、写真館などノスタルジックなジオラマの数々が
こんな感じで通路や展示スペースに並べられていました。
この多摩書房、リアルすぎる!(実物の白黒写真も展示されています。)
扉の向こう側にある世界 [アート]
去年末に京橋のギャラリー椿でScope作家・桑原弘明さんの大規模な
個展が開催され、新作を含む60点もの作品が前期・後期に分けて公開
されました(私は残念ながら前期しか行けず)。
↑↓2023年の卓上カレンダーより。スコープは、金属製の小箱の穴に
ペンライトを当てて正面のレンズを覗くと、幻想的で耽美な世界を
垣間見ることができるという、超絶技巧の美術品なのです。
左上は人気投票で1位を獲得した新作の「鮮明な夢を見た」。
パーツの驚異的な小ささが判るよう、桑原氏のツイッターから右上の
画像もお借りしました。 桑原弘明(@scope_3)さん / Twitter
静嘉堂文庫美術館@丸の内 [アート]
創設130年を迎え、展示場所を世田谷から丸の内の明治生命館1Fに
移した静嘉堂文庫美術館。現在、開館記念展『響きあう名宝ー曜変・
琳派のかがやきー』が開催されています。(2022年10/1~12/18)
※前後期展示入れ替え期間の11/7~11/9と月曜は休館です。
今回は国宝7点を始め、約6500点に及ぶ東洋古美術品の中から
選りすぐりの茶道具・琳派作品・中国書画・陶磁器・刀剣等の
名宝を4つのテーマに分けて展示しているとのこと。
国宝 俵屋宗達 《源氏物語関屋澪標図屛風》江戸時代・寛永8年
(1631)[写真上:関屋図、写真下:澪標図]
国宝 《曜変天目 (稲葉天目)》南宋時代(12〜13世紀)
国立西洋美術館・常設展 [アート]
多分10年に一度くらいしか見ていない西美の「常設展」。メトロポリタン美術館
展を先日見たら、久しぶりにこちらもゆっくりと鑑賞してみたくなりました。
フランク・ブラングィン「松方幸次郎の肖像」 / 「木陰」
国立西洋美術館の所蔵品の基礎となった松方コレクションは、川崎造船所(現・
川崎重工業)社長の松方幸次郎氏が商用で渡欧した際に収集を始められたもの。
収集に協力した友人・フランク・ブラングィン氏の作品も展示されています。
フランク・ブラングィン「共楽美術館俯瞰図」(←これは企画展にあります)
松方氏が構想しブラングィン氏に設計を依頼したこの美術館の計画は造船所
の破綻により頓挫してしまいますが、この案で実現してほしかったなあ。。
「自然と人のダイアローグ」展 [アート]
国立西洋美術館リニューアルオープン記念の展覧会に行きました。
ドイツのフォルクヴァング美術館との共同企画で、「自然と人のダイ
アローグ(対話)から生まれた近代の芸術をたどる展覧会」とのこと。
クロード・モネ「雪のアルジャントウイユ」 / カミーユ・ピサロ「ルーヴシエンヌの雪景色」
を始め、2つの美術館の所蔵品を見比べながら、自然との対話というコンセプト
に相応しい多くの作品を鑑賞することができます。例えば・・
上記はどちらもクールベの「波」という作品ですが、左は国立西洋美術館
(松方コレクション)のもので、右はフォルクヴァング美術館の所蔵品です。
(※フォルクヴァング美術館の所蔵品には緑色に網掛けしてあります。)
異色の組み合わせが作品の新たな魅力を引き出しているものもありました。
クロード・モネ「舟遊び」/ゲルハルト・リヒター「雲」(油彩)。舟から
空を見上げるとこんな感じだったのかも?と思わせる、面白い展示でした。
※
上野の森の建築巡り~その2 [アート]
第7波が来る前に、警戒しながら上野を再訪した時の記録です。。
上野駅公園口に繋がるコンコースの壁面と駅の外観の一部。いつの間
にかスッキリと綺麗になったのですね。(かなり前から?)
今回は駅に近い東京文化会館と国立西洋美術館に立ち寄りました。
(東京文化会館HPより、下の外観とホール画像をお借りしています。)