1月に見た旧作映画・その2

今日で１月も終わりですね。1月後半に見た映画の記録です。

王の男 デジタルリマスター版 [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
• 発売日: 2019/11/08
• メディア: Blu-ray

「王の男」2006年・韓国

悪名高い王に寵愛されるイ・ジュンギは及川光博と羽生結弦を足して色香を纏

わせた感じ？もう一人は永島敏行に似ています。プラトニックなのにドキドキ。

ラストのストップモーションの秀逸さには悶絶しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　※

JSA [DVD]

• 出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア
• 発売日: 2006/06/23
• メディア: DVD

「JSA」2000年・韓国

JSAとは北朝鮮と韓国の境界線上にある「共同警備地域」のこと。そこで起った

銃撃事件の真相を中立国調査員が探ろうとするのだが・・。徐々に謎が解かれて

いく構成や、融和と緊張、信頼と疑いが瞬時に入れ替わる両国兵士の揺れ動く

心情の描き方が上手い。結末はそうなるか・・とショックでしたが(＞＜)。

　　　　　　　　　　　　　　　　　※

博士と彼女のセオリー [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
• 発売日: 2016/02/03
• メディア: Blu-ray

「博士と彼女のセオリー」2014年・イギリス

ケンブリッジ大大学院在籍中の20代でＡＬＳを発症し、筋肉が動かなくなって

いくスティーブン・ホーキンス博士と、妻になる女性との初々しい恋。

勉強も続けながら夫を介護し、3人の子供を育て奮闘する妻とマイペースな夫。

価値観の相違と別れ。より自分を理解し支えてくれる人と出会い、新しい家庭

で道を究めていく二人。天才的な頭脳と最先端の機器で身体障害者の概念を変

えた博士も凄いし、奥様の並々ならぬご苦労、二人を応援する周囲の人々にも

共感できました。家族との確執はサラッとしか描かない所も良かったです。

　　　　　　　　　　　　　　　　※

めぐり逢わせのお弁当 Blu-ray

• 出版社/メーカー: 東宝
• 発売日: 2015/03/18
• メディア: Blu-ray

「めぐり逢わせのお弁当」2013年・インド

ムンバイで実際に機能しているシステム（夫が出かけた後、家で妻が作った

お弁当を昼食までに夫の職場に配達する）で手違いがあり、初老の独身男性

に誤配されたことから始まる男女の交流。お弁当にしのばせた手紙という

レトロさ、安易に会わない奥ゆかしさ、踊らないのも新鮮なインド映画。

筒状の四段重ねの弁当箱にナンとカレーが入ったお弁当、食べたいです！

　　　　　　　　　　　　　　　　※

聖なる泉の少女 [DVD]

• 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
• 発売日: 2020/08/28
• メディア: DVD

「聖なる泉の少女」2017年・ジョージア・リトアニア

ジョージア（東欧）の片田舎で、病を癒す聖なる泉を守る父と娘。兄弟達は

時代遅れの此の地を捨て、麓の村でも大規模な開発が進んでいる。少女が

自分の姿と重ね合わせた一匹の鯉を湖に放すシーンの幻想的なこと！立ちこ

める霧や木立などの風景も美しく、映像が心に残ります。

　　　　　　　　　　　　　　　　※

あいねこ 世界5大猫スポット・相島のねこたち [DVD]

• 出版社/メーカー: ビコム株式会社
• 発売日: 2019/03/21
• メディア: DVD

「あいねこ」2019年・日本

CNNで「世界の5大ねこスポット」として取り上げられた相島。そこで

暮らす地域ねこ達の日常を追ったドキュメンタリー。のんびりと散策し、

毛繕いや挨拶、お昼寝をして、心地よさそうに毛が風になびくのを至近

距離で眺められます。ナレーションもないので、現地に行ったような

気分になりました。自由に動けるようになったら相島に行ってみたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　※

　マルクス・エンゲルス [ ラウル・ペック ]

• ショップ: 楽天ブックス
• 価格: 4,180 円

「マルクス・エンゲルス」2017年・ドイツ・フランス・ベルギー

若き日のカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが出会い、弾圧

を逃れながら共産党宣言を完成させるまでを史実に基づいて描いた作品。

マルクスは新聞記者、エンゲルスは大工場の御曹司で、二人とも自分と

異なる階層の女性を伴侶に選んでいるのですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　※

その他、巣ごもり対策として・・

「京浜急行電鉄」2013年・日本　（184分！）

　好きな電車に乗れずにくすぶる息子のために流しっぱなしにしていました。

「ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＩＴ」TVで観るのは２回目ですが、マイケルジャクソン

　幻のラストコンサートのリハーサル映像で一緒に歌って踊って有酸素運動！

ーその他、テレビで面白かったのは・・

☆Eテレ「クラシック音楽館」の「鈴木雅明のドイツ・オルガン紀行」

☆NHK・BSプレミアム「離島にポツンﾂ！」

 ー映画とリンクして購入した本。

☆「ねこのずかん」イラストが愛らしく、大人が読んでも楽しい。

ねこのずかん (コドモエのえほん)

• 出版社/メーカー: 白泉社
• 発売日: 2019/04/17
• メディア: 単行本

☆「寝こ　無防備すぎるにゃんこ写真集」休憩時間に眺めています。

寝こ　無防備すぎるにゃんこ写真集

[ にゃんこ編集部 ]

• ショップ: 楽天ブックス
• 価格: 1,320 円

☆「人新世の「資本論」」←これは判りやすくてとても良い！

　　　　　　　　　　　　　多くの人に読んで頂きたい本です。

人新世の「資本論」 (集英社新書)

• 作者: 斎藤幸平
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2020/10/16
• メディア: Kindle版

コメント 6

猫の映画、観てみたいでやす。
猫を飼わなくなって久しく猫に飢えてるので。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-02-01 19:55) 

＞ぼんぼちぼちぼち様
「あいねこ」は岩合さんの「世界ねこ歩き」に
近い感じです。ねこと一緒にボーッとしたい時
におすすめです。（ＤＶＤを買ってしまった。）
ぼんぼち様、Ｅテレ「グレーテルのかまど」と
いうＴＶ番組で、2/8に「タヌキケーキ」を取り
あげるそうですよ！私もサバラン大好きでした。
by うりくま (2021-02-01 22:56) 

こんばんは。
「王の男」のイ・ジュンギって、そんなに素敵なんですか！観たいです。探してみようっと。
「めぐり逢わせのお弁当」 ほっこりできそうですね。インド映画もいいなぁ。
「あいねこ」観たいです。今日のBSの岩合さんのネコ歩きは、土佐高知で、かわいい猫がわんさか出てきました。大満足です。
「無防備すぎるにゃんこ写真集」すごくかわいいですね。買おうかしら。
by coco030705 (2021-02-02 23:08) 

＞coco030705様
イ・ジュンギは「日本人顔なのであだ名がナカムラ
さんだった」とwikiに載っていました。笑った顔が
羽生君っぽいのです（＾＾）。襲われるかと思った
ら、指人形遊びで王の琴線に触れるなど、意外な
展開もありました。

「・・お弁当」は、インドのお弁当を見てみたい
一心で・・他の人のお弁当は出てこなくて残念。
割と古風な感じで、展開もおとなしめ？です。
あのシステムは誤配するのが当然に思えます。

ねこものはどれも癒されますネ。火曜の夜は
「アナザーストーリー」→「ねこ歩き」が私の
ゴールデン・タイムです。その前の「ラトビア
１００年物語」にも感動して涙が・・って
どれだけTV好きなんでしょうか。(^_^)
今日の広島・瀬戸内のねこ歩きも充実していま
したね！猫の細道に行ってみたいです。
by うりくま (2021-02-03 00:13) 

面白そうな映画を見てらっしゃいますね。
最初の方はタイトルには覚えがあるのばかり…興味は感じてたのでしょう。
インドのお弁当は何かの番組で大量に運ばれるのを見て、よく間違わずに届けられるもんだと思ってました。やっぱり、間違えるのね…感じ良さそうな映画ですね。
「あいねこ」いいですねえ。移住したくなります。
「世界猫歩き」はよく見てます。
「グレーテルのかまど」も半分以上は見てます。そうそう、「タヌキケーキ」ぜんぜん覚えがないんですが、今度取り上げるそうですね^^

大好きだった映画をあまり見なくなって何年か…映像に疲れやすくなり、2時間集中できないの。たまに録画して休憩入れて見てます。
最近はドラマをよく見ることが出来るようになったけど、これも休憩入れ、興味うすい所は早回し^^;
by sana (2021-02-03 15:33) 

＞sana様
見たいと思いながら見逃していた映画がこんな
にたくさんあったのかと自分でも驚きます。
お弁当～の監督は最初、弁当配達システムの
ドキュメンタリーを撮るつもりだったとか。

sana様は可愛いねこちゃん達と暮らしていらし
たのですものね。ねこのいる暮らし、憧れます。
グレーテルのかまどは見ている分には面白いけ
れど自分で作るのは大変そうなのが多いですね。

私も集中力というか気力の衰えを感じます。通し
で見るのは稀で、大抵分割して見ていますヨ。
人生観が変るようなのめり込みもできなくなり、
複雑な話はこんがらがりますが（笑）、２０年前
見たかったものも見られる配信サービスって
すごいなあと思います。
by うりくま (2021-02-05 23:00)