2024年1~3月に読んだ本 [本・映画・TV・音楽など]
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「夢の扉 マルセル・シュオッブ名作名訳集」(上田敏・種村季弘・渡辺一夫他訳)
1905年に37歳で亡くなったシュオッブの短編を収めた国書刊行会の美麗
装丁本。澁澤龍彦「鳥と少女」の元ネタ「パオロ・ウッチェロ」を同氏の
抄訳と渡辺一夫氏の翻訳で読めます。ジョルジュ・バルビエの挿絵付き。
「タイタンの妖女 新装版」カート・ヴォネガット・ジュニア 朝倉久志・訳
SFの古典的作品を今頃読む。太田光さんの事務所名の由来になった本だけ
あって奇想天外、空前絶後、面白すぎる~!「スローターハウス5」にも
驚愕しましたが、どちらも最高。この人の本、もっと読みたいです。
「保護ねこ活動ねこかつ!ーずっとのおおうちが救えるいのちー」高橋うらら
子供向けの本ですが、バックヤードの大変さがわかり、頭が下がります。
服部良一~King Gnu [本・映画・TV・音楽など]
最近購入してしまった中古CDあれこれ。
朝ドラ「ブギウギ」で話題になっている服部メロディーを、ジャンルを
越えた豪華なアーティストと新しいアレンジで聴く。(2009年発売)
小田和正や松浦亜弥&日野皓正の登場には、ちょっと驚きました。
個人的には「白バラの歌」と「昭和モダン」が良かったかな。
東京ブギウギ(福山雅治)/胸の振り子(井上陽水)/買い物ブギ(関ジャニ∞)/
銀座カンカン娘(ゴスペラーズ)/午前二時のブルース(小林桂)/白バラの歌
~White Rose~(ヘイリー)/青い山脈(東京スカパラダイスオーケストラ)/一杯のコー
ヒーから(さだまさし)/ブギウギメドレー(レ・フレール)/東京の屋根の下
(一青窈)/※昭和モダン(山崎まさよし)/アデュー上海(佐藤しのぶ)/
ラッパと娘(松浦亜弥・日野皓正)/別れのブルース(徳永英明)/
※※シアワセノカタチ(布施明・森山良子)/蘇州夜曲(小田和正)
(※は服部克久、※※は服部隆之作曲。他は服部良一作曲、克久or隆之編曲。)
中学の頃好きだったシカゴの曲(「愛ある別れ」等)を久々に聞きたくなり、
良いお年を。 [本・映画・TV・音楽など]
載せられずに放置していた、割とどうでもいい画像あれこれ(^^)。
12月初旬の公園。今年の紅葉は、鮮やかさがいまひとつでした。
池に反射した光が映る四阿の天井と、歩道の溝にはまったドングリ。
川沿いはこんな感じで、地味に賑わっていました。
いつのまにかカラフルになっていた、東武野田線(アーバンパークライン)の岩槻駅。
2023-12-20 00:20
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翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて [本・映画・TV・音楽など]
予想に反して大ヒットしてしまった映画「翔んで埼玉」の続編、
「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて」を春日部で鑑賞しました。
今回も時代考証無視の馬鹿馬鹿しい展開、宝塚風の衣装とポーズで
美形な面々が大真面目にギャグをかまし、地元愛を呼び起こします。
ディスり合戦は関西にも飛び火してスケールアップ。「今度はうち
でも愛あるディスりをしてほしい」と名乗り出る県も現れたとか
最近読んだ本(2023.10~11月) [本・映画・TV・音楽など]
10~11月に読んだ本は読み始めたら止まらない、面白くて考え
させられるものばかり。本が読める待ち時間の充実度は120%でした。
「青い壺」有吉佐和子
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」町田その子
「ピュア」小野美由紀
「恋の幽霊」町田良平
「流浪の月」凪良ゆう
「草木とともにー牧野富太郎自伝ー」牧野富太郎
「差別と資本主義ーレイシズム、キャンセルカルチャー、ジェンダー、
不平等ー」トマ・ピケティ/ロール・ミュラ/セシル・アルデュイ他
「数学を愛した作家たち」片野善一郎
「失踪願望。コロナふらふら格闘編」「遺言未満、」椎名誠
「老人初心者の覚悟」阿川佐和子
「認知症の人の心に届く声のかけ方、接し方」高口光子
「認知症の私から見える社会」丹野智文
「時をかけるゆとり」朝井リョウ
「クララとお日さま」カズオ・イシグロ (読みかけです)
写真集「猫の恋」「こねこ」岩合光昭
最近読んだ本(2023.6~7月) [本・映画・TV・音楽など]
あまりの暑さに外出の機会は減りました。読み散らかした本の一覧を
書き出してみたものの、感想をまとめる気力もなく・・。 何故か
やたらと昔の作品が多くなってしまいました。
①「内田百閒集成3 冥土」内田百閒
②「石垣りん 詩集」(ハルキ文庫)石垣りん
③「湯葉・隅田川・丸ノ内八号館」(講談社文庫)芝木好子
④「気象災害を科学する」三隅良平
⑤「天気と海の関係についてわかっているといないこと」筆保弘徳・編
⑥「マチスのみかた」猪熊弦一郎
⑦「建築文学 傑作選」青木淳・選(須賀敦子/開高健/筒井康隆 他)
⑧「行き先はいつも名著が教えてくれる」秋満吉彦
⑨「コンビニ兄弟2 テンダネス門司港こがね村店」町田そのこ
⑩「猫を助ける仕事ー保護猫カフェ、猫付きシェアハウスー」山本葉子
⑪「文芸埼玉 第109号」(Tちゃん、受賞おめでとう!)
⑫「放浪記(名作旅訳文庫)」林芙美子
⑬「宝石・鉱物手帳 神秘の石の世界をのぞいてみよう」地質情報整備・活用機構
⑭「仮面物語ー或いは鏡の王国の記ー」山尾悠子 (←読み始めたばかりです。)
梅雨のひとこま [本・映画・TV・音楽など]
公民館の紫陽花がまだ咲いていたので、フラフラと鑑賞。(6/10)
見とれてしまい、つい本来の目的(送迎)を忘れそうになりました。
ぼ~っとするのも梅雨らしい現象だと思うのですが、どうでしょう。
「ひとこま」は漢字で書くと「一齣」。二階建てに二人ずつ収まって笑っ
ている様な形の齒(歯)偏には「齟齬(そご)」「齲(むしば)」などの
難しい字が並びます。検診で使われる「う歯」は「齲歯」と書くのですね。
※
紫陽花、星新一(5月に読んだ本など) [本・映画・TV・音楽など]
アジサイとバイカウツギ観察日記。2023年5月20日、小雨。
5月27日、晴れ。ピンクのは隣のお庭からの越境組です(^^)。
6月3日。前日の豪雨は凄まじく。今後こういう事が増えるのでしょうか。