色を求めて

　

　　　　　　　　　もう少ししたら　暖かくなる　と思ってみる

　　　　　　　　　もう少ししたら　張り詰めた日々も終わる　と思ってみる

　

　　　　　　　　　　　　庭の色は　とぼしいけれど　

　

　　　　　　　　　　咲いているところには　咲いている　（当たり前だ）

　　

　　　　　　　　　通りすがりのものにも　花はいつも優しい

　

・・と、唐突にポエってみたくなる。（陳腐でスミマセン）

　　　　　　　　　　　　※

というのも、最近は就寝前に長田弘さんの詩を読むのが秘かな

楽しみになっているのでした（影響を受けやすいタイプです)。

誰も居ない所で（これ、重要！）ゆっくり間を取って朗読したり

すると、自然に心が凪いでいくような気がします（＾＾）。

最後の詩集 

（表紙絵はピエロ・デッラ・フランチェスカの

　フレスコ画より。大橋歩さんのイラスト付の

　エッセーも載っています。）

 

世界はうつくしいと 詩集 [ 長田弘 ]

（こちらの表紙絵は私も学生時代に好きだったカスパー・

　ダーヴィド・フリードリヒ。長田さんの詩の世界にも

　通じるものが感じられます。（←だから使われたので

　しょうけれど。フリードリヒについての詩もあります。）

最初の質問 （講談社の創作絵本）

以前も取り上げた、いせひでこさんの絵本「最初の質問」。

詩は長田さんのものだったのですね。絵も良いと、つい

手元に置きたくて買ってしまいます。

 

極めつきはグスタフ・クリムトの絵画とのコラボ、「詩ふたつ」。

（「花を持って、会いにゆく」「人生は森のなかの一日」の2篇）

新聞で取り上げられてから注文が殺到している模様です。春が来る

のを待つように、気長に入荷を待つとしよう。（またポエムか）

詩ふたつ

• 出版社/メーカー: クレヨンハウス
• 発売日: 2010/05/20
• メディア: 単行本 

（注）「色を求めて」は色欲の事ではないので悪しからず～。

コメント 8

十分すぎるほど色が満ちています。こちらから見ると実に羨ましいです。
by JUNKO (2022-02-07 16:07) 

＞JUNKO様
3，4枚目が色が乏しい庭の画像です。歩いていると
綺麗な色がポツポツ目にとまるので撮ってみました。
札幌の雪は凄い事になっているようですね。(ﾟoﾟ;）
1～2センチの積雪で大騒ぎするのが申し訳ないです。
by うりくま (2022-02-07 21:28) 

ほんとだ！！
ちゃんと咲いているところには咲いていますね^^
遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。
by 小松達也 (2022-02-08 16:06) 

＞小松達也様
年始の挨拶は私もしていなかったのですが（＾＾；）
今年も宜しくお願い致します。お元気そうで何より
です！たまにはまたコマタツ♡ポエムをつぶやいて
くださいませ。お待ちしております。


by うりくま (2022-02-09 23:20) 

探せば、もう春色がいっぱい見つかるのですね(^.^)
by のらん (2022-02-12 11:15) 

わあ、水仙が咲いているのですね。可愛い^^
それに紅梅も^^
うちはどちらもまだまだ。寒椿が終わりかけ、あとは侘助椿ぐらいかな～。
何かお花を買いたいと思ったり、でももう少しの辛抱だと思ったり。
この世界は美しい、と思います^^
by sana (2022-02-13 23:37) 

＞のらん様
9.10枚目はお花を育てるのが上手な床屋さんの
プランター（屋外）で、満開なので驚きました。
庭は水仙もまだで、福寿草がやっと咲きだした
ばかり。散歩しながら花を探すの、楽しいです。

＞sana様
あ～、枝を切ってしまったから庭の椿が咲かず、
色が足りないのだと気がつきました（＾＾；）。
花屋さんに立ち寄る心の余裕もなかったし・・。
見えない花も、土の中で成長していますよね。
長田さんの詩や、以前取り上げた「ダフォネル（
＝喇叭水仙）の花」という本も、美しい色彩描写
が多く、想像するだけで幸せな気持ちになります。
by うりくま (2022-02-14 22:21) 

>sana様へ
喇叭水仙は「ダフォディル」で、書名も正しくは
「ダフォディルの花」です。入力ミスが多くて
申し訳ありません（ｍ－－ｍ）。
by うりくま (2022-02-16 23:21)