牛久シャトー [観光・グルメ・雑記]
明治中期の煉瓦造りの建物が保存されている『牛久シャトー』を見学し
ました。「シャトー」とは、葡萄の栽培から瓶詰めまでを一貫して生産
する醸造場だけに認められる称号なのだそうです。←お城っぽいから付
いた俗称かと思っていました。(><)
事務所として使われている本館の外側↑と内側↓。東京駅や富岡製糸場等
と同じ赤煉瓦が使われています。葡萄の蔓の図柄もチャーミングです。
閉鎖されていた時期もあるようですが、2008年に主要な3棟が「日本最初
期の本格的ワイン醸造施設」として国の重要文化財に指定されました。
本館の奥にはかつての醸造室があり、現在は「神谷傳伝兵衛記念館」に
なっています。神谷傳兵衞氏は明治30年、葡萄栽培に適したここの土地
120㏊を購入して葡萄園を開き、一角に醸造場を作られた方。電氣ブラン
で有名な浅草の「神谷バー」の創業者でもあります。
オリジナル商品や地元の名産品を販売するショップもあります。(右下)
記念館の内部を少しだけ見学しました。ここが入口になります。(入場無料)
各種資料は2階に展示されていて、地下のワインセラーも復元されています。
別棟にある旧・貯蔵庫↑は、カジュアルフレンチのレストランとして活用されて
います。この建築に憧れて、いつかここで食事をしてみたいと思っていました。
高い天井と立派な梁。広々としています。ランチのヘリテージコースを頂きまし
た。前菜は鰻とサフランライスのプレス 照り焼き風。(洋風の鰻の握りのよう?)
季節のスープは濃厚なカボチャのポタージュ。ふわふわの2種のパン。
メインの白身魚のバジルバターソースは、ガーリックが効いていて美味。
牛フィレ肉のグリエも、さすがに厚みがあって柔らかかったです。
デザートのカラメルプリン&チーズケーキと、食後の珈琲。ご馳走様でした。
時期が時期なので基本、距離を保っての黙食です。何だか懐かしの「料理の鉄人」
の審査員みたいな気分で静かに味わいました。「美味しゅうございます♫」
本来なら食前にワインを頼むところを、下戸なのでご報告できずスミマセン。
2022-06-20 00:28
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コメント(2)
赤煉瓦の建物、立派ですねえ。
シャトーって、そういう意味なんですか!^o^
美味しそう~カジュアルフレンチ、行きたいです^^
お酒は弱いので一人では頼めませんが、味は嫌いじゃないので、食べながらちょっとなら…^m^
by sana (2022-06-21 20:57)
>sana様
私も知らなくて、マンションの「○○シャトー」という
類いかと思っていました。最近は老舗の廃業も相次い
でいるので、行けるときに行かないと、と思います。
ちょっとだけなら飲んでみたいですよね~。一口で
天井が回る筋金入りの下戸ですが、葡萄ジュースで
も頼めば良かったかな?とちょっと後悔しています。
しっかり山形県産と書かれていましたけどネww。
by うりくま (2022-06-22 02:05)