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エゴン・シーレ展&国際子ども図書館 [アート]

東京都美術館の「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展」に行きました。

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今回は裸体画だけでなく、風景画(撮影可)や初期の頃の滅茶苦茶

上手い肖像画なども見ることができたのが新鮮でした。確かな技術

に裏打ちされたデッサン、独特の色遣いやデフォルメ、観る者の心

を掴み、挑発するようなシーレの絵。28歳でスペイン風邪に倒れ

る事がなかったら、どんな絵を描いただろうと妄想してしまいます。

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シーレの風景画には詩情が感じられます(風景画のみ撮影可)。
同時代に活躍したコロマン・モーザーの「キンセンカ」やリヒャルト・
ゲルストル「半裸の自画像」、カール・モルの木版画など心魅かれる
作品も多数あり。ポスターなど2019年のウィーンモダン展で見たもの
もありますが、久しぶりに19世紀末の美術を堪能しました。(4/9迄)
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去年4月20日に取り上げた「国際子ども図書館」↑↓。前回スマホ
のバッテリー切れで撮れなかった所をリベンジ(?)してきました。
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芥川龍之介の「蜘蛛の糸」が載っている雑誌「赤い鳥」も手に取って
読むことができるのには驚きました。一日楽しめそうな所です。
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↓かつて宮沢賢治が親友(保阪嘉内)と再会・決別したと思われるホール。
ここでどんな会話が交わされたのかは、知る由もありませんが・・。
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弓なりの曲線が美しいアーチ棟。全面ガラス張りのカーテンウォールに
桜や青空が映りこんでいます↓。館内の資料室も使いやすそうでした。
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ぽかぽか陽気だったので中庭のテラス席でランチを。鳥のさえずりが
聞こえ、子供がシャボン玉を追いかけたりしている開放的な空間。価格
も650円程度(右下:オムカレー)とリーズナブルな穴場だと思います。
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         (次回に続く)

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