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テート美術館展 光 ーターナー、印象派から現代へ [アート]

英国を代表するテート美術館の膨大なコレクションの中から今回は「光

LIGHT」に着目し、絵画・写真・インスタレーション等120点を厳選。

18世紀から現代までの作品で光の捉え方や表現方法の変遷を辿ります。

(東京・六本木の国立新美術館にて10/2迄開催中です。)

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ウイリアム・ブレイク「アダムを裁く神」1795年

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「精神的で崇高な光」「自然光」「室内の光」「光の効果」「色と光」

「光の再構成」「広大な光」という7章で構成されていました。

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ジョン・マーティン「ポンペイとヘルクラネウムの崩壊」1822年
161.6×253サイズのドラマティックな絵画。(ヴェスビオ火山の噴火は
西暦79年。ヘルクラネウムはリゾート地だったそうで、怖いです。[がく~(落胆した顔)]) 
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ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー「噴火するヴェスヴィオ山とナポリ湾
島々を臨む眺め」1776-80年頃 ダメ押し。制作年代はこちらが先です。
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エドワード・バーン=ジョーンズ「愛と巡礼者」1896-97年 
悪者ではなく巡礼者、救出成功。羽の上の鳥の数がすごい。
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ジョン・コンスタブル「イングランドの風景」より 1830年刊行
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アルフレッド・シスレー「春の小さな草地」1880年 のどかでほっこり。
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ジョン・ブレット「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」1871年
実物は降り注ぐ光がはっきりしていて、撮影されている方が多かったです↑。
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ホイッスラー「ペールオレンジと緑の黄昏ーバルパライソ」1866年
もやっとした色彩と淡い光の美しいこと・・タイトルも素敵です。
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ジョン・エヴァレット・ミレイ「露に濡れたハリエニシダ」。1889-90年
地味な題材ですが、一目ぼれしてしまいました。
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ジョン・ヤング=ハンター「私の妻の庭」1899年。孔雀がいる。。
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草間彌生「去ってゆく冬」2005年 鏡面のBOXにくりぬかれた
丸穴を覗くと無限の奥行きが。(上画像はパンフレットより拝借)
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ヴィルヘルム・ハマスホイ「室内、床に映る陽光」1906年
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ヴィルヘルム・ハマスホイ「室内」1899年 ハマスホイ、いいなあ♡
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ウィリアム・ローゼンスタイン「母と子」1903年
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ワシリー・カンディンスキー「スウィング」1925年
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ブリジット・ライリー「ナタラージャ」1993年
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ペー・ホワイト「ぶら下がったかけら」2004年 サイズ可変です。
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ゲルハルト・リヒター「アブストラクト・ペインティング(726)」
1990年 こちらは日本初出品で日本特別展示という貴重な作品。↑
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デイヴィッド・バチェラー「ブリック・レーンのスペクトル2」2007年(左上)と
「私が愛するキングス・クロス駅、私を愛するキングス・クロス駅8」2002-07年
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オラファー・エリアソン「星くずの素粒子」2014年
ミラーボールのような球体とその影、壁や天井に映し出される無数の
星くずたち。綺麗だけで終わらない様々な「意味」がありそうです。
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オラファー・エリアソン「黄色VS紫」2003年 繰り返しが病みつきに。
他にもリリアン・レイン「液体の反射」ジェームズ・タレル「レイマー、
ブルー」など魅力的なインスタレーションがありますが、撮影不可でした。
尚、本展のアンバサダー・音声ガイドを担当されているのは「どうする家康」
にも出演中の板垣李光人さん。ドイツ語で光を意味するお名前だからかな?
               ※
ート |も動画付きで解説もわかりやすく、おすすめです。
               ※

ここから下は企画展とは関係ない国立新美術館の入り口や建物ですが、テーマの

「光」にも通じるかも、という事で。行く度に見惚れてしまうこのライン[ハートたち(複数ハート)]。              

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